2016年12月25日 日曜日|カテゴリー:
行事
本校の生徒は全員「校長面接」を受けます。
1年生の面接は、冬休みの期間を利用して行われます。就職活動ではもちろんのこと、大学入試や高校入試などでも経験することが多くなってきている面接。その人物を見る上で、面接での印象は大きなウエイトを占めます。
社会に出た時に恥ずかしくない礼儀とマナー、態度などを身につけておくための「準備」として、この校長面接があります。
それだけではなく、この面接を機に、この1年を振り返るとともに、これからの目標を新たに持つことも目的としています。
校長面接に向けて、まずは学年全体で面接時のマナーについて、主にプリントを見ながら学習しました。
その後、実際の動作をお互いにチェックし合いました。
教室に、各担任が書いた「挨拶」・「目を見て話す」・「背筋を伸ばす」の文字を掲示しました。
面接ではそれぞれの日頃の習慣が表れるため、日頃できない動きは面接時にもできません。面接までの準備期間に、1年生全体の生活習慣の質をあげるために、この3つのことを意識して過ごしました。
写真右は、放課後に椅子の座り方を練習していた生徒を撮影したものです。各クラスで、面接練習時間を設け、担任が一人ひとりの作法をチェックしました。また、ご家庭にもご協力をいただき、学校と家庭でできる限りの準備をして校長面接本番に臨みました。
校長面接本番の日の待機場所の様子です。
教室前方には、学年の先生からの最終確認のメッセージを掲示しました。
生徒も面接時間直前まで、友達と面接の内容を確認し合っていました。
面接直前、緊張した様子で待機。右の写真は校長面接最中の様子です。
今回、校長先生は主に「この1年間、どんなことを頑張ったか。またその結果、どのように成長したか。」「これからどんなことを頑張ろうと思うか。そのためには何が必要か。」「将来の夢は何か。」について質問しました。
生徒によって様々な表現が見られる面接。
この「校長面接」を通して、一人ひとりが個性を大事にしてまた1つ成長することを、私たち教員は願い、見守っています。