2017年04月13日 木曜日|カテゴリー:
行事
4月11日、13日にAED事前講習会が行われました。
4月11日は1・2時間目を使い、「いのち」について考えました。
1時間目は、大峯校長先生の講話があり、身の回りに潜んでいる危険、東日本大震災、人間が生きていくうえで必要なことについてお話がありました。
「とにかく実際にやってみること」
この言葉を胸に刻み、1時間目は終了しました。
2時間目は、『いのちのおはなし』(講談社)という絵本を読み、「いのちの使い方」について考えました。
この絵本は、現役の医師で最高齢の日野原重明先生が文章を書きました。
「〈いのち〉を使うとは〈時間〉を使うこと」という絵本からのメッセージに、子どもたちは真剣に向き合い、感じたことや考えたことを文章にまとめていきます。
この2時間で、「いのち」について深く考えることができました。
事前学習③では、開講式と閉講式の練習とレクリエーションを行いました。
開閉講式の練習では、各クラスの代表者が前に出て1年生らしく元気な声で司会を行い、全員で流れを確認しました。
元気な声で挨拶をすることやしっかりとした礼をすることなどを重点的に行いました。
その後、講習会の班に分かれて、レクリエーションを行いました。
班員でコミュニケーションを図った後、それぞれチーム名を決めました。
入学して約1週間ですが、班員に積極的に声をかけることができていました。
2年生事前学習では、2年生が心肺蘇生の知識や技術の復習を行いました。
講習会当日をより良いものするため、郡山一明先生と高見出張所の水上先生と水原先生が来て下さいました。
郡山先生は、先輩が後輩に教えるということにおいて、最も大切なことは「九国付中生としての心を伝えることです」とおっしゃいました。
肩をたたいて意識確認→大声で助けを呼ぶ→胸骨圧迫→人工呼吸→AED電気ショックなど、一つひとつ丁寧に教えていただき技術面の復習をしました。
同時に、一つひとつの動作から、1年生との関わり方についても熱くご指導いただきました。
2年生もWe are teammates! を感じる時間となりました。
2年生の代表者と1年生のみなさん、"We are teammates!"を合言葉に一丸となって頑張りましょう。
講習会本番は、4月15日(土)9:30~12:30、本校の第2体育館で行います。
救急救命九州研究所教授の郡山一明先生と北九州消防局の方々をお招きして、AEDの操作方法や九国付中の心を2年生が1年生に教えるというものです。
講習会は保護者の方々にも見ていただけるように準備していますので、お時間がありましたら本校にお越しください。