九州国際大学付属中学校

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2010年03月04日 木曜日|カテゴリー: 行事

第5回 卒業式

2010年3月4日、第5回卒業証書授与式が厳粛なる雰囲気の中、行われました。第5期生66名が来賓、保護者、教職員に見守られ、卒業を迎えました。答辞では教職員や保護者、そしてお世話になったすべての方々に感謝の言葉を述べ、5期生として立派な足跡を残して学び舎を巣立っていきました。



本校の校歌『勇気の風』を作詞・作曲されました音楽プロデューサーの大内義昭さんから、卒業生へのメッセージを頂きました。
九州国際大学付属中学・高等学校卒業生の皆様へ

九州国際大学付属中学・高等学校は、創立10周年を迎えました。
このような節目の年に卒業していくことは大きな意味を持ちます。
人間は時間という永遠の流れの中に"生きる意味"を見いだすために
「節目」という彩りを生み出したのだと、私は思います。
一つには自分自身の成長を客観的に見つめ、次につなげていくための「成長確認のための節目」。社会の中に生かされている事への「感謝の節目」。そして6年間の生活を終え、より広い世界へと羽ばたいていく皆さんにとっては、国際人として社会に貢献する一員である事への「自覚と決意の節目」。
節目は与えられるものではなく自らが「創るべきもの」だと思います。自分の思い次第で、小さな節にも大きな節にもなり得るのです。

人生のプランは、決してプラン通りには進みません。多くの苦難の中にこそ強い魂が創られていきます。勇気を束ね高い壁を越えていってください。
何度でも何度でも挑戦の機会はあります。人生に完結という言葉はありません。
想像が創造に変わっていくことを体験することになるでしょう。

私は、一音楽家として皆さんにめぐり会いふれ合えたこと、そしてたくさんの笑顔に勇気を頂いたことを心から感謝いたします。また誇りに思います。
髙野理事長はじめ八山学校長並びに教師の方々、そして学校生活に携わっていただいたすべての方々に感謝し誇りを持って大いなる一歩を踏み出してください。

卒業おめでとう!!



教室で最後のホームルームを終え、食堂で謝恩会が開かれました。
謝恩会とは、お世話になった先生たちへのお礼として、卒業生とその保護者が中心となって開かれる会です。
ここでは、卒業生一人ひとりが演台に立ち、先生方や家族、友達への感謝の言葉を熱く語ってくれました。
最後は卒業生によるライブがあり、面白いパフォーマンスを披露した後、本校の校歌『勇気の風』を独自にアレンジし、熱唱してくれました。本校への熱い思いが伝わる一曲でした!


食堂の料理はやっぱりおいしい!


全員が卒業への思いを語ってくれました。

爆笑?熱血ライブ


お世話になった先生方に、花束を。

2010年03月03日 水曜日|カテゴリー: 行事

第5回 同窓会入会式

卒業式を明日にひかえた高校三年生の同窓会入会式が行われました。
本校の一期生が卒業して5年、5期生66名が加わり同窓会の会員もこれで297名となりました。
卒業した後も、母校発展のため力を貸してくれるでしょう。

山本篤志同窓会長から、卒業生に向けて頂いた言葉です。

九州国際大学付属高校一貫部5期生の皆さん,卒業おめでとうございます.
そして,同窓会へのご入会,ありがとうございます.
皆さんが新たに加わり,本同窓会の会員数は、全部で 297名 になりました.
まだまだ規模も小さく,活動実績も少ない組織ではありますが,よろしくお願いします.

簡単に,同窓会についての説明をさせていただきます.
同窓会と聞くと,同級生が集まってワイワイする,といったイメージを
皆さん思い浮かべるかもしれません.もちろん,その側面もあります.
しかし,同窓会には,もう一つの重要な役割があります.
それは,後輩たちが、よりよい環境で学校生活を送ることができるよう、
皆さんからいただいた会費をもとに,援助,協力を行うということです.
そのために,現在は、年一回、総会を開き,
その年の会計報告や,今後の活動などについて、話し合うようにしています.

今日を持って,皆さんも同窓会員となります.
卒業後は,高校生までとは、また違った生活が始まります.
進路も様々で,地元を離れる方も、多くいることと思います.
その際,この同窓会を通じて,卒業後も、同級生,先輩・後輩,
そして母校とのつながりを、保っていただけたら幸いです.
それと同時に,
先ほど申し上げたように,母校の発展のために、協力していただきたいと思います.
クラス幹事の方には,5期同窓生の中心として、
色々とお願いすることになると思いますが,よろしくお願いします.

このたびは、ご卒業おめでとうございます.
そして同窓会へのご入会,ありがとうございました。

2010年02月21日 日曜日|カテゴリー: 行事

九国大付属読書感想文コンクール

今年で3回目となった「九国大付属読書感想文コンクール」。男子部、女子部、中高一貫部の生徒が冬休みに書いた読書感想文から優秀な作品が10作品選ばれました。表彰式も、各部の先生方や生徒達が見守るなか、盛大に行われました。今回、最優秀作品に与えられる『特賞』に輝いたのは、中高一貫部5年の福嶌由佳理さん。そのほか中高一貫部からは、大賞・3年松浦一以さん、準大賞・2年岩尾洋平くん、優秀賞・5年岩尾良太くんが選ばれました。 

九国大付属読書感想文コンクール
特賞 五年A組 福嶌由佳理さん

自分で決める。やり遂げる。

五年A組 福嶌由佳理

 先日、髪を切った。こんなに短くするのは小学一年生の時以来かもしれない。
  私が小学生の頃、母は看護師をしていた。そのため、夕食は、祖母の家でとることが多かった。そんな小学二年生のある日、父と母と私の三人で外食に出かけた。その帰りに、母は私に水色のリボンを買ってくれた。次の日の朝から毎日、母は私に二つ結びをしてくれるようになった。母が当直の日は祖母がしてくれた。普段は忙しく、なかなか話せなかった母の温もりを、二つ結びをしてもらっている間に感じていたと思う。その後、自分で二つ結びができるようになったが、その習慣を継続し、私は小学二年生から高校二年生までの約十年間を同じ髪型で過ごした。
  「西の魔女が死んだ」に出てくる少女まいは、中学生になってまもなく、学校へ足が向かなくなり、ひと月あまりを、西の魔女こと祖母のもとで過ごした。まいは祖母から魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、意志の力、自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力だった。まいは、そのことを信じ、何事も自分で決めることや祖母の優しさに触れることを通して、父の仕事の都合で転校はするが、学校へ通えるようになったのだった。
  「意志の力、自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力。」
  今年、高校三年生になる私にとって、大切な力だと思う。そして、その力で、私は魔女にはなることができないけれども、ひと回り成長した私にきっとなることができるだろう。二つ結びをずっと続けてきたように、自分が気に入ってずっと続けたいと思うことができるような仕事を決定し、髪を切ったように、視野を広げ、多くのことを経験していきたい。
  そう強く思うことができたのは、「西の魔女」のおかげだと本当に感謝している。

 

2010年02月01日 月曜日|カテゴリー: 行事

スキー体験教室

中学2年生は、1月28日~30日にスキー体験教室で広島県民の森センターに行ってきました。朝早く出発したせいか、行きのバスでは寝ている生徒も多かったのですが、比婆山が近づくにつれて白い雪がちらほら見え始めると、みんな窓の外に釘付けになっていました。

初日はスキー板をつけて、歩いたり、こけたりする練習をしました。

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これで本当に滑れるようになるのか心配になりましたが、インストラクターの方の丁寧な指導のおかげで、2日目には全ての班がリフトに乗ることに成功しました。急な斜面にしり込みしてしまう女子もいましたが、みんなで励ましあって何とか滑って山を降りることが出来ました。

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また、スキーを始めて2日目にもかかわらず、リフトを乗り継いで、山の頂上に行った男子の班もありました。かなりの急斜面でしたが、上手に滑っていました。さすが中学生、吸収が早いですね!

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夜には、外に出て星を見ました。とても寒かったのですが、オリオン座がとてもきれいでした。3日目は、どの班もスキーの腕前が上達し、多くの生徒から「もう一日滑りたい。」という言葉が聞かれました。本当にスキーが楽しかったようです。

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また、この研修では挨拶の徹底をしました。宿舎では、「こんにちは。」、「いただきます。」、「ごちそうさまでした。」といった挨拶を、大きな声でしました。スキーの技術はもちろん、たくさんの事を学ぶことが出来た素晴らしい研修でした。

※来年度から中学二年生は「古都探訪」になります。

2010年01月30日 土曜日|カテゴリー: 行事

第3回 百人一首大会

1月16日(土)に、1・2年生を対象とした百人一首大会を実施しました。この日のために生徒は冬休みの課題などで百人一首を覚え、国語の授業などで札を取る練習をしました。本番では、どの生徒も必死に札を探し、取れたときは嬉しそうにしていました。中には、上の句の最初の方で札を取った生徒もおり、個人成績1位の生徒はなんと69枚も取ることができました。一方で、「ハイ」と大きな声で札を取ったのに、おてつきをしてしまっていた生徒もおり、本当に悔しそうにしていました。また、現在、コロンビアから本校にやってきているセバスティアン君も一生懸命に参加し、たくさんの札をとることができていました。


はいっ!!!


ジーーーッ


国際試合1


国際試合2


これかな!?


「参る、久方の~♪」


2009年12月18日 金曜日|カテゴリー: 行事

創立10周年記念音楽祭

12月12日(土)に、響ホールにて創立10周年記念式典にひきつづき、創立10周年記念音楽祭が行われました。

第一部 クラス合唱コンクール

一週間前のリハーサルとは全然違う、普段あまり見せない真剣な表情が見られました。どのクラスも指揮者を見て、口を開け、声に気持ちがこもっていました。トップバッターの1年生は、他の学年よりも人数が少ないながら、緊張を跳ね返す歌声を披露しました。2年生は、これまで培ったチームワークと団結力で、素晴らしい歌声を披露しました。3年生は、中学生として最後の音楽祭で全力を尽くしました。どのクラスも素晴らしく、高校生の中には、歌を聞いて、中学生の頃を思い出して涙を流す生徒もいました。クラス全員の真剣な取り組みが、客席に感動を運びました。


見事金賞に輝いたのは、2Aでした!


金賞 2年A組
課題曲:鐘が鳴り渡る日
自由曲:COSMOS

第二部 個人発表・特別演奏

二部は、個人発表でした。舞台裏では緊張を隠しきれない様子でした。しかし、名前を呼ばれてステージに向かう後姿は堂々としていました。人前で演奏を披露することは、大きなプレッシャーがかかります。しかし、響ホールという素晴らしい舞台で演奏を終えると、皆とても良い顔をして、舞台裏に戻ってきました。その顔が何より素敵でした。



第三部 創立10周年記念ステージ

三部は、客演の部です。毎年、いろいろなジャンルの演奏家をお招きして、プロに触れる機会を大切にしています。今年度は創立10周年記念ということで、本校校歌の作詞・作曲者である大内義昭さんをお招きしました。 デュエット「愛が生まれる日」のひとりバージョンから始まり、オペラ歌手の中村郁恵さんとのデュエット、そして本校音楽部とのコラボなど、とても楽しいステージになりました。ラストの曲は、10周年記念企画として大内さんから提案していただいたものです。音楽祭に寄せる想いを在校生・卒業生・教職員から募集し、本校生徒が詩にまとめ、曲をつけました。10周年記念の詩「響き渡るハーモニー」を大内さんにいっしょに演奏に加わっていただき、本校音楽部の生徒が熱唱しました。とても素敵な曲で、また、どこかで披露したいと思います。ここをクリックすると聴くことができます。

   


第四部 全体合唱

四部は、全体合唱です。本校「勇気の風」を大内さんに演奏に加わっていただき全6学年=総勢300人で合唱しました。また、2曲目は代々歌い継がれている「大地讃頌」を大合唱。響ホールが震えるほどの感動でいっぱいになりました。



「勇気の風」と「大地讃頌」


九州国際大学付属中学校音楽担当
吉村 章子

開校十周年を記念したCDの作成にあたって編集のためリストアップされる中に、私が是非入れてほしいと希望したものがありました。
それは、一期生が初々しい声で歌っている校歌「勇気の風」でした。
音楽祭は一流のホールでという学校の方針から選ばれた、本格的な音楽ホール「響ホール」に圧倒されながらも、この一期生わずか七十名の彼ら彼女らが見事に音楽祭の礎を築いてくれました。そうした感謝の想いから、どうしてもこの可愛い歌声を加えてほしかったのです。
この一期生が三年生になり、声に幅が出てきた三回目から「大地讃頌」を全体合唱に取り入れ毎回歌い継いできています。
そして、今年で十回目を迎えた記念の音楽祭では、高校・中学六学年三百余名の全体合唱が実現することになりました。
校歌「勇気の風」では、この曲の作詞・作曲者で今回の客演でもある大内義昭氏と共に二部合唱を披露しました。
「大地讃頌」は、重厚さが増したハーモニーで私の望むとおりに歌い上げ、感動の余韻を残しながら音楽会を締めくくる演奏となりました。
最後に、生徒の感想を少々。
「先生、うちの校歌ってすごいよね。いろんな歌い方ができるし、オーケストラもよかったし、それぞれなんかいいよね!」
「高校生の声って、すごいね!」
「今日は少しうらやましかったです。僕たちもこんな経験がしたかった。」(一期生の感想)
今回は、私にとってもたいへん貴重な経験をさせていただき、心から感謝いたしております。いつかまた、このような日が来ることを信じて新たな気持ちで、来春の新入生の可愛い歌声を待ちたいと思います。ありがとうございました。

 


 

2009年12月18日 金曜日|カテゴリー: 行事

創立10周年記念式典

12月12日(土)に、響ホールにて創立10周年記念式典が行われました。
記念式典の中で、第6代生徒会長は先輩や先生方の苦労と努力の末に築き上げてきたこの学校を更に発展をさせるべく、
・志を高く持ち、向上心をもって行動すること。
・優しさと思いやりの気持ちをもって、中学1年生から高校3年生までの全員が互いに協力しあうこと。
・先輩から後輩へ、尊い伝統のバトンをつなぎ、母校として誇れる学校にする。
という決意を力強く述べました。

2000年4月に開校した本校も今年で10周年を迎えました。
今年4月から、「創立10周年記念文化発表会」、「創立10周年記念体育大会」、「創立10周年記念演奏会」と 記念行事を行ってき、本日の「創立10周年記念式典・音楽祭」をもって無事記念行事を終えることとなりました。

今後も九州国際大学付属中学・高等学校一貫部は、生徒と共に更なる発展を目指して活動をしていきます。

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2009年11月09日 月曜日|カテゴリー: 行事

秋の学校見学ツアー開催!

11月7日(土)に「秋の学校見学ツアー」を開催しました。
去る7月21日(土)に「夏の学校見学ツアー」を予定しておりましたが、天候不順のため、残念ながら当日中止にせざるをえない状況になりました。今回はお天気にも恵まれ、たくさんの小学生とその保護者の方々に参加していただくことができました。
授業見学では、参加者のみなさんは真剣なまなざしで授業をご覧になっていました。在校生はいつもとは少し違った雰囲気に緊張しつつも、真面目にかつ楽しみながら普段どおりに授業を受けていたようです。
このツアーを通して、本校の魅力を知っていただけたのではないかと思っています。

たくさんの方のご参加ありがとうございました。

2009年11月09日 月曜日|カテゴリー: 行事

2年生 市役所探訪

2年生は、「北九州市役所」に16グループに分かれて訪問しました。私たちがよりよく、安全に暮らしていくために仕事をされている方々に、現代社会の仕組みや今後の課題などを質問しました。どの部署の方も手作りの資料などをもとに熱心に詳しく答えてくださり、多くのことを学ぶことができました。また、この訪問で、私たちが暮らしている町が多くの方々の支えられていることを再確認しました。今後は、教えて頂いたことをまとめて、貼り絵型の報告書を作成します。その報告書は、来年度の文化発表会などで展示したいと思います。


2009年11月09日 月曜日|カテゴリー: 行事

1年生 東田地区見学会

11月5日(木)に、1年生は「北九州イノベーションギャラリー」と「いのちのたび博物館」に行きました。この東田地区見学会は、本校が取り組んでいる『北九州学』の一環として行われています。この東田地区はかつて官営八幡製鐵所があったところであり、「鉄」や「ものづくり」の歴史がつまった場所なのです。そこで「北九州イノベーションギャラリー」では企画展の見学や鉄を加工して作る「文鎮づくり」を体験しました。
また、「いのちのたび博物館」では、生徒一人ひとりがテーマを決め、調べ学習を行いました。例えば「魚」に興味のある生徒は、古生代や中生代の「魚」をテーマに、目を輝かせながら調べていました。調べ学習の成果をまとめたレポートは、来年度の文化発表会にも展示する予定です。

   

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