2013年02月01日 金曜日|カテゴリー:
行事
第2学年は、1月27日(日)~29日(火)の二泊三日の日程で奈良・京都への古都探訪教室に行きました。
1日目 法隆寺、薬師寺、東大寺
朝7時30分に小倉駅に集合し、その後新大阪駅まで新幹線で行きました。到着後、バスに乗り換え、奈良へ。
【法隆寺】
最初に法隆寺に行きました。バスガイドさんの分かりやすい説明を聞きながら金堂や五重塔などの建造物や、歴史の資料集でおなじみの釈迦三尊像や百済観音、玉虫厨子など生徒も興味深そうに見ていました。
【薬師寺】
次に訪れた薬師寺では、お坊さんの大変ありがたい法話を聞きました。まずは、薬師寺の歴史や特徴、法隆寺と東大寺との関係などを、時に笑いを交えながらお話をされていました。
「健康じゃないと、面(顔)が下を向く。面が倒れるので、面倒になる。健康だと、顔が明るくなる。面が白くなるので、面白い」といったお話もありました。
その後は、再建された金堂に入り、薬師三尊像を見ることができました。なお、今回残念ながら解体修理のため見ることができなかった国宝の東塔は2018年に完成するそうです。
【東大寺】
最後に訪れた東大寺では、現地のガイドさんがクラスごとに案内してくださいました。南大門ではその歴史や金剛力士像について説明していただきました。また大仏殿では、大仏の大きさに生徒もびっくりしていました。
2日目 班別研修、伝統工芸体験
2日目は京都市内での班別研修、そして伝統工芸を体験に行きます。
生徒はJRや私鉄、バスなどを駆使して京都市内を回り、金閣寺や清水寺、仁和寺など様々な寺社を見学しました。
また、体験教室では友禅染や象嵌(ぞうがん)、和紙の手漉きなどに挑戦しました。どの生徒も真剣に取り組んでいました。この伝統工芸体験では2つの作品をつくりましたが、そのうちの1つは来年度のオーストラリアでの海外体験教室のお土産として持って行きます。
夕食はすき焼きでした。
この日は雪の舞う寒い日であったので、体も温まるすき焼きに生徒たちもより一層喜んでいるようでした。
3日目 班別研修、京都大学
この日は、半日の班別研修を行い、昼食は京都大学の学食でとりました。班別研修を終えた生徒たちは、最後に京都タワーで待ちに待ったお土産を買いました。
そして午後3時過ぎに福岡への帰路につきました。
今回の古都探訪教室では、奈良や京都を訪れることで日本の歴史や伝統、文化などを実際に感じることができました。中には石庭などに感動する生徒もいたようです。また、班や学年単位で活動する時に、自分自身がどのようなことを考え、どのように動くことが大切かなど、行動する時の意識の重要性なども学べたのではないかとい思います。今回の古都探訪教室で学んだことを今後の学校生活にも活かしていき、ぜひ来年度の海外体験教室では日本のすばらしさをオーストラリアの方々へ伝えて欲しいと願っています。