4月15日、AED講習会がありました。
救急救命九州研修所教授の郡山一明先生、北九州市消防局高見出張所の方々を講師にお招きし、ご指導いただきました。
AED講習会のタイトルは書道部の2年生と書道が得意な1年生が一緒に書きました。2年生が見守りながら、1年生が書いていきます。
このAED講習会は、「2年生が1年生に心肺蘇生法を教える」という本校の伝統的な行事で、今年で9年目になります。事前学習で学んだり考えたりした「いのち」のことを思い出しながら講習会に臨みます。
ビブスを着用した2年生が、班員の顔と名前を確認しながら"We are teammates!"の気持ちでコミュニケーションをとっていきます。
校長先生や郡山先生から「失敗を恐れずに」という言葉をいただいて、講習会が始まりました。
いよいよ2年生の出番です。講師の方々に補助をしていただきながら1年生に「心肺蘇生法」を教えていきます。
身振り手振りを交えて説明したりお手本を見せたりと、各班がさまざまな方法で一連の動作を伝えました。
その後、代表で数班が皆の前で発表し、2年生の先輩が良かった点を述べていきました。先輩に一つ一つの動作をほめていただいたので、1年生もうれしそうでした。
閉講式で、講師の先生方から「みなさんが身につけたのは想像力や行動力」「この伝統を続けてほしい」というお言葉とともに、修了証をいただきました。
"We are teammates!"の気持ちを忘れることなく学校生活すべてに活かしてもらいたいです。
最後になりましたが、郡山先生をはじめとする講師の先生方、また、写真にもありますように講習会のためにたくさんの人形とAED、毛布を運んでいただいた消防局の方々、お忙しい中、九国付中のためにお越しいただき、ありがとうございました。