2016年05月16日 月曜日|カテゴリー:
行事
5月2日(月)北九ウォークで、2年生は洞海湾をぐるっと1周(八幡東区→八幡西区→若松区→戸畑区)、約20㎞を完歩しました。「➀20㎞を完歩した達成感を味わおう ②他者を気遣って行動できる人になろう ③地域に関心を持ちよく知ろう」の3つを重点目標として、事前学習1では「他者への気遣い」について具体的に学び、事前学習2では班別で北九州市の近代化遺産や北九州市の名所・会社などを調べ・まとめる活動を行いました。
北九ウォーク当日、心配された雨予報も快晴に変わり、歩いていると汗ばむような天候になりました。昨年、世界遺産に登録された旧本事務所の展望所ではクラス写真を撮影しました。
JRスペースワールド駅そばにある東田第一高炉を見学・班別の写真を撮影した後は班別行動のスタートです。普段、車で通ったことのあるいつもの大きな道(国道3号線)も、実際に自分の足で歩いてみると違った風景に見えてきました。普段は見過ごしていた街並みに気付いたり、「今、何㎞くらい歩いたかなぁ」と班員と話す度に普段の「乗り物を使用した生活」のありがたみを実感しました。
普段より長い距離を歩いてく中で、足の指にまめができて痛くなってきた、膝や太ももに痛みが出てきた、アツイ、キツイ、ツカレタ・・・。きっと愚痴を言いたかったと思います。しかし、今回のみんなは違いました。「大丈夫?」「あと少し、頑張ろう」の声掛けや「靴ズレの足にバンソコウを貼ってくれた」など、事前学習で考えた「他者への気遣い」をそれぞれに実践してくれていたようです。長かった20㎞もゴール目前。若松の渡船乗り場では笑顔に満ちたみんなの姿がありました。若松と戸畑を結ぶ渡船に乗るのが初めての者も多くいました。ずっと歩いてきた「ぐるっと洞海湾」のキラキラした波を、潮風を全身で受けながら、みんな嬉しそうに眺めていました。
ゴ――――ル!20㎞完歩達成!自分ひとりじゃできなかったかもしれない、でもみんなが励ましてくれたから頑張ることができた。そう実感する人が多かった今回の北九ウォーク。20㎞完歩は紛れもない事実です。今回の支え、支えられて、他者を思いやって達成できた20㎞完歩をこれからの人生の大きな自信として大切にしてほしいと思います。みんな、よくがんばったね!