2015年12月01日 火曜日|カテゴリー:
行事
【社会(1年)】「アフリカ州(自然~歴史)」
社会科は、授業で扱う内容や情報が特に多い教科です。といって、先生が一方的に話すだけでは、思うように理解は進みませんし、考える力も育ちません。
この日は、予習をしてきたプリントを使って、授業が進みました。
教室のプロジェクターには、先生が持っているタブレットの画面が映っています。先生は教室内をぐるぐる歩いて生徒の様子を確認しながら、プリントの内容を深めていきます。
生徒は先生の話とプロジェクターの画面から、必要なことをプリントに書き足していきます。
ところどころで、先生が生徒に問いかけます。
「アフリカには直線的な国境が多いのはなぜ?」
「キリマンジャロ山は、赤道付近の山なのに、なぜ山頂には雪が積もっているの?」
生徒は、プリントに自分の考えを書いていきます。途中、書けない生徒が多かったので、先生は黒板にヒントを映しました。
そして、先生はタブレットを使って生徒のプリントを写真に撮り、みんなの前で紹介しました。
タブレットなので拡大するのも簡単。このあと、この解答に花丸が書き加えられました。
《授業をした先生の感想》
・教室をぐるぐる移動できたので、生徒がどこが分かっていないのか、どのような知識が足りていないかを把握して、話を進めることができた。
・タブレットを使って生徒の考えを映したが、これを繰り返していくと、他の人から刺激を受けるだけでなく、解答のポイントは何か、どんな知識を使えばよいか等、これまで以上に"考える"授業に取り組めるのでないかと思う。また、これまでよりも丁寧に字を書こうとする生徒が増えると思う。単純に知識だけでなく、思考力や記述する力なども高まっていくのでないかと感じた。