九州国際大学付属中学校

トピックストップ

月間記事リスト

2014年04月19日 土曜日|カテゴリー: 行事

中学生のための心肺蘇生法

4月19日(土)に、救急救命九州研究所の郡山先生と北九州市消防局の先生方をお招きして、1年生と2年生の有志による「中学生のための心肺蘇生法」の講習会を行いました。
本校のAED講習会は、2年生の有志が1年生を教えるという形で行います。この日のために、2年生の有志は、事前に郡山先生から講習を受け、1年生に対してどう教えようかと考えてきました。また、1年生も命の大切さや、困った人がいたら、「大丈夫?」と声をかける大切さ、などについて考えてきました。



そして迎えた本番。郡山先生は、何人もの生徒とコミュニケーションをとる中で、1年生の学ぶべき姿勢を確認し、2年生には「事前に学んだことを失敗してもいいから、やってみなさい」とのお言葉をいただき、2年生による指導のもと講習会が始まりました。



各班に分かれての様子を見ていると、さすが2年生だと感じることがたくさんありました。どの班の2年生もそれぞれに工夫して指導しており、1年生に実際にさせている時も、しっかりと観察をし、適切なアドバイスができていました。また、1年生も一生懸命に先輩の指導を受け、どんどん上達していきました。





そんな様子を、郡山先生と消防局の先生方は丁寧に一班毎に見てくださり、心臓マッサージや人工呼吸の仕方だけでなく、1年生と2年生の関わり方などについても指導してくださっていました。



そして最後に今回の成果を3つの班が全体の前で発表しました。1年生は、2年生に学んだことを生かして、心肺蘇生法を一生懸命に行い、指導した2年生も適切なアドバイスをしていました。



今回の講習会は、1年生が主役でしたが、その主役を引き立てたのは2年生だったと思います。郡山先生も消防局の方も、2年生をとても褒めていらっしゃいました。2年生の有志のみなさん、ありがとうございました。さて、来年は1年生のみなさんの番ですよ。今回2年生の先輩から学んだ「真剣に向き合う」という九国魂を、今年の2年生以上に伝えていけるように、これからの学校生活にも真剣に向き合ってください。
また、この講習会の開閉講式の司会は1年生が行いました。少ない練習時間でしたが、とても頑張ったと思います。これからの活躍に期待してますよ。



最後に、郡山先生、北九州市消防局の先生方、ご公務ご多忙な中、九国にお越し頂きありがとうございました。この貴重な学びを、これからの学校生活で活かしていけるように、"We are teammates!!"を心に刻み過ごしていきます。ご指導、ありがとうございました。