九州国際大学付属中学校

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2013年11月06日 水曜日

3年生 海外体験教室

School Trip in Australia

待ちに待った海外体験教室の日がやってきました!10月18日(金)~24(木)の7日間、壮大な大自然を満喫し、メルボルン市街地を歩いて異文化に触れ、異国の同年代の友達と会話を交わし...。どの場面をとっても、新鮮で貴重な日々を過ごしました。

■1日目(スペールワールド駅前→福岡空港→香港空港→機中泊)

福岡空港で待ち合わせた2名を除き、参加者全員がスペースワールド駅前に集合。『命の次に大切な』パスポートをちゃんと持ってきているか、さっそくチェック。これが無いと旅は始まりません。この旅では、何度もパスポートチェックをしました。
福岡空港で荷物検査や出国審査を緊張して受けたのもつかの間、機内では、友達の機内食まで食べて、さらにもう一食CAさんに頼んだり、またジュースのおかわりを何度もしたりする姿も...。先行きがちょっと不安になりました。しかし、ここでサプライズ!香港空港で飛行機を降りるとき、はんにゃの金田似のイケメンCAさんが「みんなで写真を撮ってあげるよ!」と、一般のお客さんが降りた後に、機内で記念写真をパシャリっ!とっても貴重な1枚となりました。



■2日目午前(メルボルン空港→メルボルン市内観光)

機中泊でいまいち寝付けずメルボルンへ到着。ぼ~っとして、連れて行かれるままに市内観光へ。パトリック大聖堂やキャプテン・クックの家を見ました。パトリック大聖堂の荘厳な姿は、日本ではなかなか見られないものでした。
次は、ビクトリアマーケットです。このころには、みんなの目も覚め、それぞれで昼食をとり、初めてのオーストラリアでの買い物を楽しみました。
そしていよいよファームステイのため、カイントンへ出発です!その途中で、スーパーマーケットに寄り、お菓子や飲み物を調達。スーパーマーケットはオーストラリアの人の普段の生活を知るために最適な場所でした。どんなものを食べているのか?日本とどれくらい違うのか...?



■2日目午後~5日目午前(ファームステイ)

ビクトリアマーケットを出て、バスで1時間ほどでカイントンに到着。競馬場の休憩所で、みんなはホストファミリーと対面し、各ステイ先へと向かいました。ファミリーとの挨拶は、さっそくもう異文化!握手だったり、ハグだったり、みんなは恥ずかしがりながらも、頑張ってそれに応じていましたね。



みんなはどんなファーム生活を送ったのでしょうか?いろいろな記憶や感動が残っているでしょう。ここでは、吉田教頭と私たち担任のファームでの場面をちょっと紹介。私たちもみんなに負けないくらい、楽しんできましたよ!



3日後、お別れの時がやってきました。みんな出会った時とは全く違い、本当のファミリーのようになって戻ってきました。お別れするのは、ちょっと寂しく辛い...。しかし、さらに温かいハグに包まれ、またの再会を約束しました。Thank you so much!



■5日目午後(メルボルン市内班別研修)

再びメルボルン市内へ。メルボルンはずいぶん寒く、小雨が降っていました。日本で前もって計画したルート表と地図を持って、班別研修です。旧メルボルン監獄やフリンダース・ストリート駅などを観光する班、カフェでお茶をする班、ブロックアーケードやQVショッピングセンター、マイヤーなどでショッピングをする班、思い思いの場所で、メルボルンを体感しました。初めて訪れた中学生が、簡単に街歩きができるなんて、メルボルンは世界でも安全な都市のひとつですね。
班別研修を終えホテルに戻ってくると、チェックインを済ませてすぐに夕食でした。実はこの旅行で初めて全員での食事です。メニューはステーキがメインのコース料理。けっこう大きなお肉で、食べるのにひと苦労...。フォークとナイフの使い方の勉強にもなりました。



■6日目午前(学校交流)

この日も朝から雨でした。8時にホテルを出発し、エッセンドン・キーラー・カレッジに向かいました。この学校へ訪問するのは今回で5回目です。今年も歓迎してくださいました。九国の生徒2人に対して1人のバディがついてくれて、アクティビティーや食事を共にしました。バディは主に7年生(日本の中学1年生)で、ちょっとシャイな感じなたどたどしいリードに、先生から「日本の生徒さんにしっかり声をかけてあげてよ!」と、うながされることも。よくある光景に、日本の中学生もオーストラリアの中学生も一緒だなと思ってしまいました。しかしそんな心配も初めだけで、あっという間にみんなは親しくなっていました。
 オーストラリアの学校にはおやつの時間がありました。また生徒のみなさんも、ピアスをしていたり、スマホを校内で普通に使っていたり、スカートがとってもとってもミニだったり、同じ学校でも国が違えばいろんなことが違っていて、みなさんはそれだけでも衝撃を受けたのでは!?



■6日目午後(メルボルン動物園→ショッピングモール→メルボルン空港)

メルボルン動物園に到着し、ここに来て今まででいちばん多く雨が降りました。動物園は、ファームでたくさんの動物と触れ合ってきたみなさんにとって、あまり魅力がなかったかもしれませんね。しかし、「カモノハシだけでもしっかり見てきて~!」と声をかけ、理科の体験学習をしてきてもらいました。カモノハシだけは、なかなか日本では見られません。
メルボルンセントラルで最後の買い物をして、イタリアンレストランで夕食。オーストラリアを離れる時間が刻々と近づいてきました。メルボルン空港では、スーツケースの重さが20kgを超えないように荷物整理をし、その後出国審査。現地ガイドのえりさんときよみさんとのお別れもありました。本当にありがとうございました。
夜の空港は意外に静かで、この旅を静かに締めくくっているようでした。
0:45メルボルン空港離陸。さようならオーストラリア。




■7日目(機中泊→香港空港→福岡空港→スペースワールド駅前)

香港空港では約3時間の自由時間。旅の疲れがたまっているみなさんは、買い物をたくさんするというよりは、集合場所に早めに戻り、スターバックスのコーヒーを飲みながらくつろいでいたようですね。
日本では台風が接近中!出発時間が直前に迫っても、出発ゲートがなかなか決まらず、ひょっとして台風で飛行機が飛ばないのでは!?一瞬ヒヤリとしました。機中の食事では、うどんが登場。めんつゆのしょうゆ味にホッとして、日本人であることを再認識。
福岡に到着すると、またもや雨。スペースワールド駅前では、保護者の方のお迎えの中、早々に解散。気持ちをしっかりと切り替えてまた来週。
海外体験教室の準備・旅行中、すべてにおいてお世話になったJTBの石見さんと政岡さんともここでお別れ。本当に、本当にありがとうございました。
小さなハプニングはたくさんあったものの、全員無事に帰国できたことに、教員一同胸をなで下ろしました。
最後に、この貴重で最高な経験をさせてくださった家族に感謝の言葉を。