九州国際大学付属中学校

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2012年07月11日 水曜日|カテゴリー: 行事

自然体験教室

7月4日~6日の3日間、1年生は英彦山青年の家で自然体教室がありました。
この3日間の天候は不安定でしたが、1年生のみんな、教員ともに、元気に過ごすことができました。みんなよく食べてよく寝てよく活動しました。英彦山青年の家の一室には、"自然は偉大なる教師である"という言葉が掲げられていました。北九州を離れ、自然に囲まれた生活には邪念がなく、さまざまな課題をクリアしていく最高の環境でした。

今回のスローガンは、「仲間づくり、自分づくり、心づくり」です。自分の心の成長を図りながら大切な仲間と協力してさまざまな課題をクリアしていきました。班の構成は、A組~C組の各2名ずつを組み合わせてつくりました。クラスを越えた仲間づくりにも励みました。

下の写真は、3日間の行程がびっしりつまったしおりです。表紙は、学年投票によって選ばれたものが使われました。とても上手ですね。



■1日目

天候に不安を覚えながらも、スペースワールド駅からバスで元気に出発しました。英彦山に近づくにつれて雨が強まりましたが、バス会社や英彦山青年の家の方々のさまざまな配慮のおかげで無事到着。入所式、昼食も元気にすませて、この日のメインイベントである集団行動と野外調理にそなえました。 英彦山での初の集団行動練習は課題がいっぱい残りました。規律ある動きをするには、意識を指先にまで集中させる必要がありますが、まだ不十分。集合するにしても、5分前行動の意識も不十分。一つひとつの動作を丁寧に繰り返し練習し、最後は先生方からの講評もありました。今後のがんばりに期待です!
野外調理では、集団行動の反省を活かし、5分前行動がバッチリできました。所員のうっちゃんこと植田さんに、野外でのカレーづくりのいろはを教えていただきました。班で協力して、とても美味しいカレーができあがりました。
植田さん、ありがとうございました!
 


黒木先生と一緒に薪を割っているようす

包丁の持ち方は、このように持ちます


班員みんなで協力して火を起こし、調理したカレーは格別においしかったですね。
各班とても上手にできていました。



  1日目の夜は、班対抗レクリエーション。このレクリエーションを通じて、班の結束を強めました。


スプーンにピンポン玉をのせてリレー

フラフープを使ってのリレー


優勝は8班でした!

■2日目

この日のメインは、英彦山登山!しかし、時折雨が降っていましたので、登山を断念。かわりにハイキングを行いました。


各自お茶の準備をして準備万端!

注意事項をしっかり聞いておきましょう


青風会からの差し入れ、ありがとうございました

念のため、レインコートを着て出発!



森林浴、とても気持ちが良かったですね

途中カニさんを発見!



みんなやさしいまなざしをしていました。これからも生き物を大切にしましょう。

奉幣殿に到着。各クラス記念撮影。


A組

B組



C組


3時間ほどのハイキングを終え青年の家にもどり、すぐに入浴。
夕べの集いまでの空き時間、仲間とともに過ごしました。オセロやかるたをしています!



夕べの集いの所員の方のブンブンゲーム楽しかったですね。



夕食を頂いた後、本日夜の大イベント、保護者からのお手紙を開封する時がやってきました。実は、これまでみんなに内緒にして担任と保護者で準備をしていました。日頃なかなか伝えられない思いがつまっていたようです。みんなも葉書で返信文を書きました。みなさん、今、ここにいられるのは、お家の方のおかげです。「ありがとう」を伝えよう。





夜は、ふたたびレクリエーション。インタビューゲームをしました。今村先生のアイデアでA3の紙がノートに大変身!これをつかって全員にインタビューしてメモしていきました。
また、バースデーチェーンという整列ゲームも行いました。これは、ジェスチャーのみでお互いコミュニケーションをとって1月~12月まで整列するという内容です。
並び終えたので、確認をしていくと...なんとちょうど、誕生日の人がいました!みんなで、「ハッピバースデイ」を歌いました。担任の先生からも一言もらいました。「おめでとう♪」



夜に行われる班別会議では、一日の反省や翌日の動き、係の仕事などを確認しました。

■3日目

最終日のイベントは、集団行動です。
クラスごとに分かれて練習を行いました。どのクラスも一生懸命で、1日目とは見違えるほどの素晴らしい動きでした!


A組

B組



C組


そして、昼食を頂き、シーツの返却と各部屋チェックを受けて退所式となりました。
英彦山青年の家の皆様、本当にありがとうございました。



みんな元気に北九州に帰って参りました。この貴重な3日間の体験を活かして、これからの学校生活を送りましょう。1年生のみんな、「終わったんじゃない、始まったんだ!」