九州国際大学付属中学校

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2012年04月21日 土曜日|カテゴリー: 行事

中学生のための心肺蘇生法④

今日は、救急救命九州研修所の教授・医学博士である郡山先生と、地元北九州消防員の方をお招きして、1年生を対象とした心肺蘇生法の講習会が行なわれました。そこで、いのちや人を思いやる「心」のあり方や、心肺蘇生における技術を学びました。


郡山先生のお話

消防署員の方の実演


1年生は12班にわかれて講習を受けたのですが、そこには立候補してお手伝いに来たくれた2年生がリーダーとして各班についれくれました。2年生は事前講習を受けることによって、九国生の心のあり方(思いやり)を再認識し、その「心(思いやり)」と、1年前に習った心肺蘇生における技術面をしっかりと1年生に伝授してくれました。さすが2年生!1年生一人ひとりをうまく引っ張ってくれて、1年生もそれに応えようと意欲的に取り組んでいました。

  

大きな声で、しっかり手を上げて!

押す位置をみんなで確認するよ!
     

「1、2、3、4・・・」

AEDつけました!


講習終盤、心肺蘇生法とAEDの使い方を発表する機会があったのですが、恥ずかしがることなく発表者の手がどんどんあがり、予定の時間を越えてしまうほどでした。発表者からは、覚えたことやポイントをしっかり発揮しようといった意気込が非常に感じられました。また、見ている周りの仲間も一人ひとりが一生懸命に発表者の動作を見て、ポイントを聴いており、非常に一体感を感じる発表となりました。

  

みんなの前で実演中


閉講式では、郡山先生をはじめ消防の先生方、18名の2年生の先輩方に、1年生を代表して梅本君がお礼の言葉を述べました。今回の「中学生のための心肺蘇生法」の様々な学習を通じて、いのちの大切さを学び、学んだ知識を今日修得した技術と共に活かしていくこと、そして来年は、自分たちが1年生をリードしていきたいと決意を語りました。最後は、1年生らしい元気な「ありがとうございました!」の挨拶で講習会を終えました。なお、開講式・閉講式の進行は1年生が行いました。7名の実行委員は、大きな声ではきはきとよく頑張りました。


先生方、ご指導ありがとうございました


いのちについて、多くのことを学びました。今回得たものを、これからの学校生活に活かしていきましょうね!