2011年12月15日 木曜日|カテゴリー:
行事
いよいよ第12回音楽祭の開催です!
今年度はオープニングに先立ち、まず「ふるさと」を全員で合唱しました。去る3月11日に東日本大震災が起こったことを受け、被災された方々へ励ましのメッセージとして心を込めて歌いました。
次にオープニングとして「響き渡るハーモニー」を歌いました。今年は英語バージョンを披露したので、驚いた方もいたのではないでしょうか?
第1部 クラス合唱コンクール
さぁ第1部、クラス合唱コンクールの開始です。
毎年トップバッターになる1年A組。初めての舞台で、しかも1番目の発表です。緊張して声が出ないかも?という不安をよそに、大変堂々としたクラス紹介に始まり、上手に歌うことができました。
1年B組はというと、初めてのリハーサルのときは全く声が出ず、誰もが心配したクラスでした。しかし、クラス一丸となって練習に取り組み、そして担任の超熱血指導のもと、本番ではしっかりと歌いきることができました。
いつも元気な1年C組。このクラスは生徒手作りによる金賞をとるための「必勝メモ」が出回っていました。1年生で「金賞をとるんダ!」という姿勢、取り組みに非常に感心しました。そして本番でも見事その気持ちが歌に表れていました。
リハーサルから「優勝候補」として挙げられていた2年A組。その実力は、一人ひとりの合唱に対する思いが練習に反映されて培われたものでした。コンクールでもその実力を遺憾なく発揮していました。
2年B組もコンクールにかける思いは並々ならぬものがありました。自ら進んで練習に取り組み、本当にクラスがまとまっていたようです。本番のクラス紹介では、会場を大いに笑わせ、歌声ではうっとりさせるハーモニーを奏でました。
3年A組です。練習スタート時は、なかなかエンジンがかからなかったようですが、日に日に真剣な眼差しで歌っていた姿が印象に残ったクラスでした。コンクールでは見事調和のとれた歌声を披露していました。
もう一方の「優勝候補」3年B組です。やはり1・2年生とは一日の長があり、高音・低音共に素晴らしい声が響き渡っていました。
今年は、4年生もコンクールに特別出演しました。なかなか練習時間がとれず、本番1週間前でも、まだ楽譜を見ながらでないと歌えない状態でした。しかし本番では、米田君のムーンウォークに始まり、一番コンクールを楽しみ、それを表現できた歌声を披露していました。
第2部 個人発表
今年もピアノ独奏、ピアノ・テナーサックス・ソプラノサックス・クラリネットによる四重奏、ハンドベル、トーンチャイム、合唱など、バラエティーに富んだ演奏が行われました。「ジブリ」や「ドリカム」などの曲もあれば、チャイコフスキーやモーツァルトなど本格的な楽曲もあり、非常に聴き応えがありました。
第3部 客演ステージ
今年は、北九州市の文化大使であり、世界で活躍するヴァイオリニストの川口ヱリサさん、ピアニストの川口さやかさんにお越しいただきました。「チャルダッシュ」や「アヴェマリア」など、数々の息の合った演奏を聴かせてくださいました。
第4部 全体合唱
今年度は中学生に加え、高校生も参加しての全体合唱となりました。1曲目校歌「勇気の風」では、客演の川口ヱリサさん、さやかさんにも加わっていただきました。そして最後の曲は、本校の音楽祭の伝統として毎年歌い継がれている「大地讃頌」です。総勢222人による合唱は圧巻で、聴いていた全ての人に感動をお届けすることができたのではないでしょうか。
エンディング
さて、いよいよ結果発表です。今年のクラス合唱コンクールの結果は、
金賞 「3年B組」
銀賞 「2年A組」
特別賞「4年A組」となりました。
どのクラスも練習から真剣に取り組み、その成果を余すところなく発揮し、「みんなで感動し、みんなに感動を与えた」音楽祭となりました。