九州国際大学付属中学校

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2010年11月19日 金曜日|カテゴリー: 行事

海外体験教室

10月27日~11月2日までの7日間、4年生は海外体験教室でオーストラリアに行ってきました。


10月27日(木)

待ちに待った海外体験教室の日がやってきました。保護者や先生方に見送られ、満面の笑みで出発です。
福岡空港に到着です。少し時間に余裕があるので、最初の自由時間です。旅行慣れしているのか、随分とリラックスしている様子が見られました。


早く出発したーい

さあ、出発です!機内では最初は落ち着かず、興奮気味でありましたが、次第に慣れてきて、読書をする者、音楽を聴いたり、映画を観たり、睡眠をとる者など上手に時間を使っていたようです。


機内の様子

 シンガポールのチャンギ空港に到着しました。飛行機から1歩でると、すれ違う人、風景、気候など日本とは違う風景がそこにはありました。
ここでも自由時間があり、それぞれ夕食を食べたり、ウインドウショッピングをしたりと楽しいひと時を過ごしていたようです。

チャンギ空港にて 団欒の様子

再び飛行機に乗りメルボルンへ出発!明日からの活動を夢見ながら機内泊をしました。

10月28日(木)

早朝、メルボルン国際空港に到着。まずは入国審査を受け、税関を通過しました。皆、英語で質問されたらどうしようとドキドキしながらも、英語でこう答えようなど早くも電子辞書を取り出して英語を調べる者もいました。出発点のスペースワールド駅から24時間、ついにオーストラリアの大地を踏みしめました。  まず最初の目指すはセントパトリック大聖堂、そしてフィッツロイ庭園です。車中からは州議事堂を眺めるなど、最初から盛りだくさんの旅行のスタートです。

 

聖パトリック大聖堂 クック船長

さて次は、昼食とショッピングを兼ねてビクトリアマーケットに向かいます。到着すると、まずは皆で食品街を歩きました。巨大な肉の塊に目が輝いている男子が印象的でした。昼食では「ここ高いです」としっかり計算をしている様子で頼もしくも感じました。


大きな食品街を探検!

 

買い物では、それぞれ思い思いの物を買い求めているようでした。英語で値段交渉をしたつわものもいたようです。

う~ん、お土産何にしよう 僕はこれ買おっかな!?

メルボルンから1時間バスに揺られてカイントン入り。いよいよファームステイです。待ちに待ったホストファミリーとの対面です。午前中は寝不足で頭がボーッとしていた者も、今から始まる生活に胸を躍らせているのでしょう、しっかり目を覚ましてファミリーとの対面を今か今かと待ちわびているようでした。

 

ホストファミリーとの対面式 生徒代表挨拶
Welcome Nice to meet you

さあ、すばらしい日々の幕開けです!!

 

一歩家を出るとこんな光景が! トラクターで記念撮影
素晴らしい眺めです ダチョウの卵
 クンクン 夕焼け

10月31日(木)

長かったようで短かったファームステイが終わりました。

 

ホストファミリーと記念撮影 ホストファミリーと記念撮影
ファームステイでの体験を自分で英作し、立派にスピーチを行いました。 ホストファミリーとの別れに涙も...

今回のホストファミリーとの触れ合い、農場体験は一生の宝になりした。

 ヤラ川を観光後、フィリップ島へ出発!! しかし腹が減っては戦はできないので、まずは腹ごしらえ。
  フィリップ島に向かう道中、ファウナパーク動物園で珍しい動物たちと触れ合いました。

ヤラ川、あいにくの雨で残念でしたね バイキングレストランにて

次の目的地はニューヘイブンです。この砂浜にはペリカンがやってくるということだったのですが、雨のため1羽しかいませんでした。しかし景色が素晴らしく、また虹が見られたので、ここでも素晴らしい思い出ができました。


とある道中のLOOKOUTにて

夕食を済ませたあと、いよいよペンギンパレードです。

 
残念ながら、ペンギンの撮影はNGでした

 夜の浜辺で、じっとペンギンが来るのを待つのですが、とにかく寒くてみんな凍えていました。そうして待つこと15分、まず1匹目のペンギンが現れました。このペンギンは、砂浜に外敵がいないか偵察するペンギンで、すぐに海に戻ってしまいました。しかしそのあとからいくつもの小集団のペンギンたちが、ヨチヨチと歩いてきました。これがまた可愛こと!体長は30~40cmなのに、意外に歩くのが早かったことに生徒もびっくりしていました。場所によっては1mも間近で見ることができ、貴重な体験ができました。

11月1日(月)

今日は体験教室最後の活動、ESSENDON KEILOR COLLEGE(エセンドン ケイラー カレッジ)へ学校訪問です。学校にバスが到着すると、迎えの生徒さんがやってきました。今からファームとは違った、また素晴らしい出会いがあると、胸が高鳴った様子でした。

 


一人に二人ずつバディー(相棒)がついたため、自分の力だけでコミュニケーションを交わさなければならず、四苦八苦しながら身振り手振りを使って意思疎通を図っていました。「あぁ~、もっと英語の勉強をしておけばよかったーーー・・・」と嘆いている者もいましたが、苦労しながらも全員がバディーたちと楽しく会話をしていたようでした。それぞれが充実した交流ができたお礼に、校歌「勇気の風」を皆で合唱しました。

 体験教室の行程も全て終了し、名残惜しいですがいよいよ帰宅の時です。バスに乗りメルボルン空港に向かいました。空港では、また様々な手続きや長い待ち時間がありましが、随分手馴れた様子でそれぞれが行動していたようです。


メルボルン空港にて

機内泊をはさみ、ついに福岡に帰ってきました。表情を見ると疲れたようでしたが、この7日間の素晴らしい体が心に深く刻み込まれたのでしょう。それぞれが充実した面持ちでスペースワールドに帰ってきました。


帰ってきたゾ~!!

中学1年のときから楽しみにしていた海外体験学習。7日間という短い期間ではありましたが、一生の思い出になりました!!