2009年04月18日 土曜日|カテゴリー:
行事
4月18日(土) 市内にある救急振興財団・救急救命九州研究所教授の郡山一明先生と、北九州市消防局のみなさんを講師にお招きし、1年生が心肺蘇生法を学びました。
9:00
「息を止めてください。・・・苦しくなったら、呼吸してください。」
一番長く息を止めていた生徒で、50秒でした。ここで、講師の郡山先生が
「50秒、息を止めていただけで苦しいでしょう。東京マラソンで倒れた松村選手を知っているかい?」
ということで、心肺停止状態の松村選手に施されたのと同じ措置を救急隊の方が実際に目の前でやってくださいました。
そして、「一番難しいところは、声をかけるところだよ。」と実習が始まりました。
気道確保!!
大きく2回、息を吹き込んで...
心臓マッサージ30回!!
AEDの取り付けはすばやく!!
さあやってみよう!!
12:00
「We are teammates!」をキーワードに始まったこの実習、3時間後には各自がそれぞれの役割をもって、正しくチームとして心肺蘇生法が施せるまでに上達していました。自己修正をくり返し、お互いに声をかけ合いながら・・・。
そして、実習の最後に、一人ずつ、今日の実習でよかった点をほめてもらい、資格証を郡山先生から手渡してもらいました。私たちは、チーム。北九州市では連絡してから救急隊が到着するまでに6分間。何もしない6分間でなく、声をかけるところから始まる6分間。1年生が、九国付中が、そしてすべての人間がチーム。私たちは決して傍観者では終わらせない。意欲的に集中して過ごした、あっという間の3時間でした。